少しずつ、ひとつずつ
24時間誰とも会わず、誰とも話さず
そんな日々が続いている
のに、全く不都合がない
そんな日々で、予定のあった明日のそれがなくなった
楽しみにしていたはずなのに、安堵している自分もいた
それが答えなんだろう
決めようとしていたことへの
ただ待つことに、じりじりとしながらも、少しずつ、ひとつずつ決まっていく
世間並みにはいかぬとはいえ、私の人生なりに、できることはやってきたと思いたい
もう、いいよね
がんばろうと思うのをやめても
南海の孤島に居るのでもない限り、ロビンソンにもナスDにもなれるわけではない
どのみち誰かに頼ったり助けられないと、この世界では生きていかれない
だから、なるべくひとりでいようと思う
がんばるのではなく、それが私には合っているのだと思えるから
金欠と貧血ですこしつらい日も
誰かに迷惑をかけるよりはずっとまし
もうすこし、ただ待つ
日の過ぎるのを
時間の経つのを
その時、と直感するときが来ることを信じる