突然
バイト先の先輩が亡くなった。昨日無断欠勤をし、連絡が取れず、責任者が今日自宅を訪ない、それを知ったとのことだ。
原因はまだ聞いていないけれど、つい一週間前には、台風のための欠員補充など、頑張っていたのに。まだ60歳代だったのに。人の人生ってわからない。それほど長い付き合いがあるわけではないけれど、やさしくきちんと指導してくれて、職場のために頑張っていた人だった。時にはふざけたり、かわいいところもあり、でも誰かを責めたり、やたら他人の所為にしたりしない、大人の女性だった。見習いたいと思える人だった。
今日はまたひとつ痣が右腕に増えていた。最初に見つけた左腕のものは、少し薄まってきているので、しばらくすれば消えるだろう。
明日はもバイトへ行く。誰かがいなくなっても、時は流れ続け、人は動き続け、仕事をこなさなければならない。
今日はそれ以外に、葬儀の話を聞いた。奥様がなくなって悲嘆にくれたご主人がふた月後にあとを追うようになくなり、残された一人身のお嬢さんが号泣していたという話だった。その方が、この先、どんな人生を過ごしていくかと思うと切ないものがあるというような話をしていた矢先の、身近なできごとだった。
母はとりあえず元気らしい。病院に居た方がいいと医師は言っているらしいが、本人は家に帰りたいと主張していると姉からの連絡。
私の個人的な考えとしては、本人の気持ちどおりにしてあげられればいいと思う。
それが可能なことかどうかはまた別の話だけれど。
今日は、今日こそは早めに寝るようにしよう。今日も私の無事をありがとうございました。今日の私の生存報告。