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怒りの力

今朝は久しぶりに、ひどくだるく、つらかった。昨夜は少し涼しく、扇風機のタイマー時間が切れるごとに目が覚めることもなく、よく寝たはずなのに。

そして、匍匐前進するように出勤し、改めて不快なことと対峙し、むらむらと湧き上がる怒りとともに、むくむくと再生した。

もう、やめると決めた。いつとは限定していないけれど、やめる気持ちが固まったせいか、怒りの所為かおかげか、朝の沈んだ気持ちと体とは裏腹に、一日無事にてきぱきと過ごす。

帰路に着くと、明るいうちに帰りたいのは、景色を見たいためなのに、一秒でも早く、一人きりになりたくて、周りを見ず、地面だけを見ながら、ムシムシと歩き、帰宅した。

そして、むなしく、悲しい気持ちになる。

思えば20年、いろいろなことがあった。怒りに燃えたことも、悔しくて泣いたこともあった。でも、それでも、そのいちいちに立ち向かい、なんとか解決してきた。それが私の人生だった。

その日々も、間もなく終わるんだと思うと、寂しいような、もっと頑張れたんじゃないかという後悔に似た気持ちが湧いてきて、それを振り払うように、早足で、地面を蹴るように、叩くように歩いた。

明日はまた、別の不快が待っているかもしれない。別の落胆に襲われるかもしれない。

それでも、明日はやってくる。

それでも、明日も出勤する。

見届けると決めたのだから、もう、それだけでいい。一日、一日を、ただ、過ごしていくしかない。先の展望なんて、なくていい。ただ、毎日を過ごせばいい。やけくそのような、怒りのおかげで今日もなんとか終えられました。それを成すためだった、すべての物事に、ありがとう。