挫ける
少し(いや、大分か)前から、「心が折れる」という表現をよく耳にするようになった。けれど、私には違和感がある。折れるのは、腰や骨や、固いもの、棒状のもののように考えているから、心や気持ちのような形骸のないものに対して使うのには抵抗がある。
諸々、上手くいかない。
作業は、はかどっているのに、首尾がよくない。
少しの不備も許せず、気持ちが挫けてしまう。
余裕がないのだろうと思う。
いろいろ分析しても、口惜しい気持ちと、腹立たしさは否めず、かといって誰かを責める気にはならないので、結果、自分の不始末と観念するしかなく、気持ちが挫ける。
だからというわけではないけれど(いや、だからか)、年末年始は休養しようと思う。
身体を休めて、気持ちも、もし安らいだら、また、むくむくと甦ることができるかもしれないからね。
更に生きると書いて、よみがえる。
なんてね。