東 京 往 来

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クイーンを好きではなかった

そのころの私は音楽好きな中学生。でも、特にクイーンが好きというわけではなく、どちらかというと、興味がなかった。来日の時のアイドル扱いも、他人事だった。

私には、ベイシティローラーズのサンシャインラブという曲の方が、響いた。

そして、クリーム、ヤードバーズ、エリッククラプトンが好きになって行った。

でも、去年の末、連日のバイトに疲れていた時、店でかけているFMラジオから流れたボヘミアンラプソディを聴いて、バイシクルレースや、キラークイーンを思い出した。

覚えていることに少し驚いた。大して好きでもなかったはずなのに、コマーシャルや、何かの番組のテーマ曲として、クイーンの曲は、ずっと、断続的に耳にしてきていたんだと知った。

あれから9か月。バイトは別のものに替え、会社の事情も変わりつつあるけど、まだ、クイーンを、正確には、フレディ・マーキュリーが気になったまま。

あの、やせっぽちで髪の長いフレディと、おじさんになって髭を蓄え、御髪の少し涼し気なフレディが、同じ人だって、まだちゃんと認識できないでいる。そのせいか、日々、動画を見てしまう。まるで中毒のように。

なかでも、伝説のチャンピオンの、「ウィ~ア~ザチャンピオン~ズ、マイフレーン」のフレーズの、「ウィ~」の声が、とても透明感があって、のびやかで、美しいとつくづく感じて、聞いていると気持ちがいい。

ファルーク・バルサラでもかっこいいのにな。フレディ・マーキュリーは、どうしたかったのだろう。何者になろうとしていたんだろう。今日もまた、寝しなに動画をみてしまうかしら。もはや中毒?