二重生活
昔よく友達と言っていたっけ。AB型だから、A型の自分とB型の自分のふたりが共存してるって(その友達もAB型)。
それが真実か否かは別として、ひとつのことだけに集中するより、いくつかのことを同時に進めるようなことのほうが、自分は楽に感じる。
本を読んだりするときも、一冊を最初から最後まで読むより、何冊かの本を、時間や場所ごとに分けて読む方が、楽しめたり理解しやすかったりする。これをして「ながら族」というかどうかわからないけれど、仕事については、できれば一本に絞る方がいいのかも。
まず第一に疲れる。次に、どっちで話した話か、気を付けていないと混同する。どちらかで話してもよいことは、他方では話してはいけないこともある。うっかり気を抜けなくなる。つまりは思考の負担になる。
でも、続けていると、それが当たり前になって、それなりに楽しく感じたりしてくるから、危険。
バイトを始めて、一年と三か月。なるべく休みを取らないように暮らす毎日を続けているうち、昔は休みの日が楽しみだったなあと思い出す。
昔は休みの日に「したいこと」があったからだろう。
今は、しなければならないことはあっても、是非にもしたいことは、もう、なくなってしまい、休みがあっても無為や惰眠を貪るだけ。
休みが楽しみになるような仕事の仕方をできればよかったのだろうけれど、できなかった。だから、もうしばらくは、この二重生活を続けよう。
疲れるのもまた楽し。
気を使って緊張するのもまた楽し。
体力の配分を考えたり、健康に気を付けようと思ったりするのもいい。
いつまでできるか、期待と不安の間を行ったり来たりする気持ちもまた良し。
ワーキングハイか?
今日のバイトは、少し楽な部署に回してもらってありがたかった。
明日は、そうはいかないかもしれないけど、また、頑張ろう。
右側が痛むのがちょっとだけ気になるけど。今日も無事の一日をありがとう<m(__)m>