沈黙
今朝は少し、昨日に比べて体調は良かった。けれど午後からまた悪くなった。
もし、私の体力や生命力が減った分が、母の体力や生命力に移管できればいいのになと思う。神がそのように差配してくれたいいのにと思う。
生きようと思う人に、生きる力を譲ってあげられたらいいのにと思う。
私のようにただ漫然と息をして吐いて、ただそれだけの生命活動に何の意味があるのか。生きて何かをしたい、しようと思う人にこそ、人生はあるべきものであるべきだ。
神は何も言わなかったのではない。きっと聴くことのできる聴力が足りなかったのだ。少なくとも私は。よく聞いて、よく聴いて、自分のすべきことを少しでもしていかなくてはならない。
誰かや何かのために、何かしたいと思うなら、何もしないこと。という「ハゲタカ」の大空電機の会長の言葉を思い出すけれど、でも、思わぬより、思っているうちに、神の声も聞こえてくるかもしれない。と、思い込みたい。