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昨夜か今朝の夢

今週のお題「ホワイトデー」

 

バレンタインもホワイトデーも関係はないけれど、その人の誕生日が近いせいか、夢をみた。

もう何年も会っていないし、この先会うこともないけれど、誕生日と年始と大切な日に、年に数回メールを送り、送られる。

大切な関係を失ってしまったのはすべて私に原因がある。だから今更会いたいとか会えるとか、想像したり望むべくもないけれど、その人はその時も、今も、これからも、一番大切な人だ。

その人の夢をみた。食事に誘われ、出かけていく。雨が降っていた。私は少し遅れてしまい、雨に濡れたその人は少しだけ不機嫌そうに待っていた。

待ち合わせの場所から移動すると、その人の家族が待っていた。

あ、ふたりだけで会うんじゃなかったのか。ということは、何か表明することがあるんだなと想像する。そして、それはこれが私とその人の最後の一餐だった。その人にとっても今の住まいを離れる区切りの食事会だった。

本来家族だけでよいものを、私の参加を許してくれたのは、それは夢の中の希望的奇跡で、私の気持ちが無理やりに割って入ったという状況なのだろう。

家族の方々は私のことを聞いていたようで、初め少し暗い表情になり、でもやがて、その人の新しい門出のために、笑顔を見せ、食事会は始まった。

その時、何か音が聞こえ、鈴のような、スマホの着信のような、昔の電話の音のような、そんな音がだんだんと大きくなり、なんだろうと思っていたら目が覚めた。

目覚ましのアラームの音だった。

 

いつまでも未練がましく夢など見たりして、申し訳ない気持ちで起床した。

でも、今日も、あなたのご健勝とご家族のお幸せをお祈りします。

あの頃、ちゃんとあいさつできなかったものを、今日無理やりやりたかったのかな。

これからも、会うことのない時間が積み重なっていくけれど、でも忘れずにいます。そして感謝します。そして祈ります。

大切だった日々。大切だった人。大切だった、あの頃のすべてが、いつまでも私の心にだけ、続きますように。あの頃を、やっぱり、ごめんなさい。そして、年に数回でも、私を、あの頃を思い出してくれることが、もったいなく、ありがとう<m(__)m>