東 京 往 来

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そして落胆と疲労

明日も頑張ろうと思って迎えた週明けの仕事場では、予想したとおりのことが起こり、私は激昂。激しい怒りで、久しぶりに動悸がひどくなった。

黙っているのは体に悪いと思い、また同僚にその一部始終を話す。

我慢しないで話していい、時間が合えば、食事でもしながら、話そうと言ってくれた。

実際にそうすることはないと思う。その人は毎日体力の限界近くまで働いているし、私もまた、バイトをしたりして、時間も体力も余裕があまりない。

でも、そう言ってくれたその気持ちがありがたかった。

十八年間、ずっと一人でいろいろな思いを持ち、その時々で、あれこれ試行錯誤しながら、なんとか気持ちを保ってきたけれど、少しずつ気持ちを話すようになって、ずいぶん助けてもらっている。

何度も、会って話を聞いてもらおうと思ったことはあったけれど実行しなかった。できなかった。時間的にも物理的にも。でも、私のそんな思いに気づいてくれたのかもしれないと考えると、本当にありがたいことだと感じた。

今日のバイトはつらかった。途中で、もう駄目だ、これ以上は無理、と思いながら、どうにかこうにかやりぬいた。もうへとへとだ。昼間、無駄に感情を高ぶらせたせいで、疲れも倍増だ。

母はまだ頑張ってくれている。だから私もこの毎日を続けることを頑張るつもり。

だけど、だけど、今日は少し、涙腺が緩みそうになっている。

人にはそれぞれの人生と事情があるとは思うけれど、今日のことについては、あまりに身勝手で、許せないものがあった。それでも我慢しなければならぬのかと、情けなく悔しい気持ちが否めない。

それでも、明日はまた、仕事へ行く。そしてやるべきことをやる。

これが、私の毎日で、私にできるかもしれない、唯一の祈りだと思うことにする。

今日も無事に帰宅しました。今日一緒に働いてくれたみなさん、ありがとうございました<m(__)m>

さっき、鏡をみたら、耳たぶが大きくなっているような気がした。

普段、眉毛を描くとき以外は、ほとんど鏡を見ないので、いつからその変化があったかわからない。気の所為かもしれない。病気じゃないといいな。