二度あることは(認定前の書き溜め)
10月21日の記述。もう、ひと月以上前のことだ。その時、書き晒す勇気が出なかった。あまりに不謹慎な気がして。でも、いいね。それもその日の私の感情だから、仕方がない。誰の何のために記録しているものでもないし、お目汚しをご勘弁願うとしよう。
先月、バイト先の上司のご母堂が亡くなった。
先週末、バイト先の先輩が亡くなった。
次の日、母が入院し、予断を許さぬ状況と連絡があった。
嫌な感じ。二度あることはなんとやら。
でも、私の感覚は、何かそれにぴったりとはまらない。鬼気迫る実感がわかない。
そして決断。行かない。
翌、月曜日、一本の電話。歯医者からだった。今週末の予約を延期してほしいとの申し出。尋ねたわけではないけれど、担当の衛生士さんにご身内の不幸があり、その予約日が不都合とのこと。
その瞬間、私の胸の内に閃光が走った。三度目は私ではない!
これが不謹慎な感情でないわけはないけれど、一瞬にしてそう感じたのだから仕方がない。
姉からの連絡はない。それは、私の望むところか、あるいは、見舞いを拒否した私への断絶か、確かめるつもりはない。私は私の感覚と感情を信じ、祈りを続け、日々の暮らしをいつもどおり続けるだけ。
いつもどおり、それが一番の対処の方法だと、今はまだ、信じている。