青空
今朝、出勤のため駅へ向かうと、目の前に青空があった。5月と言えば、緑と青の美しさが際立つ季節だけれど、今年は4月の桜も堪能できず、ただただ不安と不穏の日々を過ごしてきたんだなと改めて思う。
夕方、帰宅のため駅を降りて歩き出すと、また目の前に淡い青空が雲とともにあった。
今日も不快と落胆を、意味のない笑いでごまかしながら、また一日を終えるんだなと安どしたような、明日が憂鬱なような気分を改めて感じる。
それでも、こうして一日一日を重ねて、待つしかない。いつの日にか、いつか当たり前だったころの毎日になるように、祈るしかない。
朝の空も、夕方の空も、どちらも美しい青だなあと地球に感激したりしながらね。