休日六日目、七七四十九
今日もいい天気だった。なるとと酢を買い出しに行きながら見上げた空が、とても青くて、それを眺めていたら、ふと思い出した。
何か決心すると、新しい一歩を踏み出そうとすると、必ず身内に良くないことが起こった。何度かそういうことがあったせいで、結局20年間、何もせず過ごしてしまったことを。だから、また、迷い始めた。というより、断念すべきかと思い始めている。
ただ一人になった身内に、何かあったりすることは、決して望まない。
家族だけで、四十九日のお参りの真似事をした。りんちゃんは、いつでも手を合わせて祈ってくれている。
今更だけど、なますをこしらえた。母のような味に仕上げることができたか、明日に期待してみようか。