偶然 - 東　京　往　来

今朝、会社に着いた途端に、髪の毛を結わってるゴムがはじけて切れた。襟元を探ったけど、ゴムをつかめなかった。仕方ない。着ているベストを脱いでみようと思い、前立てのボタンをはずし始めると、ひとつ、ぽんと飛んで取れてしまった。

え？なんで？と、嫌な感じがして、まさか母に何かあったのかと急に不安になった。

そして、三度目が起こらぬうちにと、急いで母へメールを送った。もちろん返信がある由もないけれど、万が一送られてくるかもしれない知らせをとりあえず迎え撃つ（？）気持ちで急いで送信した。

当然返信はない。けれど、他からの知らせも来ない。ホッとして数時間経つうちに少し忘れかけて安堵した。

今日すべき仕事を終え、バイトへ向かう。今日のメンバーは少し緊張。手伝おうとしても常々拒否される人と一緒だから。気に病みながら、なんとか今日も終えた。

三度目は何も起こらなかった。今日も無事をありがとう。

明日のバイトはお休みです。少し早めに帰ることができるから、明日こそは休養しよう。結構、かなり、疲れているかも。でも、くじけちゃならない人生は。あの日、ここから始まった（のかもしれないし）。