そこそこ無事
今日も小さな苛立ちと拮抗しつつ、何とか平静を保ち、バイトへ行き、特別に問題もなくやり遂げ、帰宅。
こんな時間になっても、へとへとになっておらず、こうして日々の記録をしているということは、働きが足りぬせいか、親からもらった身体が丈夫過ぎるせいか。
二年少し前から始めた二重生活の連勤術で、体力は消耗しているはずなのに、ちっとも倒れない。
もしかすると、疲弊した精神に等しくなるよう体力を使っているということで、均衡が保たれてしまっているのかもしれない、と恨みがましく記してみる。
こうして日々を過ごしてみると、何もかもがうまくいって、心から幸せな日々より、少しつらく、少し苦しく、少し逃げたいくらいの方が、残念ながら私には合っているのかもしれない。
そこそこ元気。
そこそこ無事。
それが、もしかしたら、私に最もふさわしい人生なのかもしれない。あるいは、他の人にとっても。
明日は起きたくないと願っても、簡単に叶う由もないので、明日も頑張って少しく苦労すべし。