多くあるということ
芸能人の自死(らしい)報が相次いで届く。
迷っていることがある時、誰かが何かを選び、また別の誰かがそれを選び、それが続き、それらを目にし、耳にし、身近に感じると、それが良い判断だと思ってしまうかもしれない。
明日をも知れぬ私の職業生活も、死んでしまえば終えられるのかも、と思ってしまった。
それが正しいか誤りか、決定できる人はいないと思うけれど、多くあることが絶対の正解とは限らないというこを忘れないように気を付けないといけないと思う。
みんなと一緒、それが無理なら、誰かひとりでも、同じ考えの人がいることが支えとなることがある。
でも、それが、いま、自分にとって、唯一選ぶ道なのかは、自分自身で、決めなければならない。
賛同を受けることは、自信につながると思う。自分一人ではないと感じることは心強いかもしれない。でも、選ぶのは自分自身であり、他の誰の決定権ではない。
生き物は必ず死ぬのだから、私はその時を、選ばず、待とうと思う。
どんな人生も、どんな生命も、ただ生きるべきだと思う。つらく苦しくとも、いつかは終わるよ。かならず。いつかは終えられるのだから、その自然の時を待とう。